長野県との県境、関川にかかる落差55mの苗名滝。柱状節理の玄武岩壁から水しぶきを上げて落ち込むさまは迫力満点で、「日本の滝百選」にも選ばれている。とくに雪解け水が流れ込む春は、水量も増し、いっ そう見応えがある。近づくにつれ地響きがするため地震滝とも呼ばれる。真夏でも周囲はひんやりと涼しいので、納涼スポットとして散策にぴっ たり。滝のもっとも美しい季節は、春の雪解けと10月中旬頃の紅葉のとき。滝への遊歩道も整備されており、徒歩15分ほどで到達できる。苗名滝は森林セラ ピーロードに指定された“妙高高原自然歩道”の一方の出発点。